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妊活中に葉酸の摂取が必要な理由とは?葉酸の働きや必要量!

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2018.01.24

妊活中に葉酸の摂取が必要な理由について!

妊娠が分かった時点から赤ちゃんを無事出産するまで、女性は、まず自分の健康管理に十分に気を付け、元気な赤ちゃんを出産することを第一に考えなければなりません。また、これから赤ちゃんを授かる準備期間ともいえる妊活中も、身体の健康を保つことはとても大事です。

妊娠中には、お腹の赤ちゃんがすくすくと丈夫に育ち、その状態を保持していくために、栄養をバランスよく摂取しなければなりません。妊娠するとカルシウムや鉄分を今迄以上に必要とするのは昔からいわれていたことですが、現代ではその他に、葉酸の摂取についても重視されています。

これまでは葉酸不足が問題となるのは稀だったのですが、現代では食生活が変わってきたため、葉酸不足が顕著になってきたのです。そのため、厚生労働省は、積極的な葉酸の摂取を推奨しています。また、妊婦だけではなく、妊活中の女性にも葉酸の摂取を勧めています。

そのため、妊娠したら葉酸を多く摂取すればいいのではなく、妊娠の準備期間である妊活中から、葉酸を摂取することが重要なのです。そうすることで、お腹の赤ちゃんにとって、いい影響を与えることができるのです。

葉酸の必要摂取量について!

妊活中や妊婦には葉酸の摂取が大切ということを知っている人は多いかもしれませんが、実際にどの程度摂取すればいいのかについて知っている人は少ないかもしれません。

葉酸とはビタミンB群の一つで、別名はビタミンB9です。葉酸は、細胞のDNAを作る酵素をサポートする働きをしており、成長には欠かせないビタミンの一つです。葉酸を多く含む食べ物は、ホウレン草などの緑黄色野菜や、豆、レバーなどがあります。

葉酸の必要な摂取量については、以下の通りです。

  • 20〜30代の女性は、1日あたり240μg
  • 妊婦は、1日あたり440μg
  • 授乳期は、1日あたり340μg

このことからも分かるように、産前産後時は約1.5倍〜2倍程度の葉酸摂取量が必要となります。また、この葉酸摂取量を食事で補おうとすると食べきれない量になって、太ってしまう可能性もあるため、サプリメントでの摂取が便利です。

葉酸の働きについて!

生理が来なくなり、妊娠を自覚する時には、すでに妊娠2〜3ヶ月に入っている場合も少なくありません。また、妊娠2〜3ヶ月は、エコーで確認しても、胎児はまだ小さな豆のようにしか見えません。

しかし、この時期は、胎児にとってさまざまな器官形成を一斉にスタートする絶対過敏期といわれており、さまざまなリスクも発生しやすいため、最も重要な時期といわれています。また、心臓や神経などを作り始めるのもこの時期とされていますが、細胞分裂の核となるDNAを作る酵素をサポートする葉酸の摂取量が少なければ正常に成長できず、胎児に大きな悪影響を与える場合もあります。

妊活中や妊娠初期から葉酸を摂取するようにし、体調を整えておけば、急に調子を崩すこともありません。しかし、調子が悪くなってから葉酸をあわてて摂取しても、その効果を発揮して体調を戻すまでにはある程度の時間が掛かるため、妊活中からきちんと準備しておいた方が安心です。そのようなさまざまなリスクが考えられるため、妊活中からの葉酸摂取が勧められているのです。

葉酸によるストレス軽減!

妊活中から妊娠中にかけて葉酸を積極的に摂取した方がいい理由としては、妊娠初期には、特にホルモンバランスが大きく変化するからです。そして、ホルモンバランスの乱れにより、女性は精神的に不安になったり、イライラしたり、ストレスを感じやすくなったりしますが、葉酸にはこのストレスを軽減させる働きも期待されています。

また、妊婦の精神状態は、胎児に与える影響も大きいため、なるべくイライラしたり、ストレスなどを溜めたりすることが無いようにすることが大切です。

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