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【出産のリスク】ダウン症の子どもが生まれる年代別の確率&検査方法

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2018.01.24

ダウン症の子どもが生まれる年代別の確率

ダウン症の子供が生まれる確率は、年齢を重ねるにつれて増えていきます。母親の年齢が30代前半までは約1/500~1,000、30代後半になると1/100〜300、40代前半になると1/100以下となり、30代後半となるとその確率はどんどん増えていきます。これが高齢出産のリスクが高いといわれるゆえんです。

また、この現象は「卵子の老化」ともいわれています。厚生労働省がサプリとして摂取するように勧めている葉酸には、染色体異常のリスクを防ぐ効果があるといわれています。ストレスを抱えながら長い妊活を終えて、妊娠中だけでなく出産後も体に良い効果をもたらしてくれる葉酸は、摂取しておきたい栄養素の一つです。

ダウン症の検査方法

クワトロ検査

妊娠後、決められた数週になると、母体の血液を採って検査することができます。この検査は確定診断ではなく、検査結果が確率で表されるのが特徴です。また、検査でわかることも限られています。確率が高い場合は、羊水検査でより詳しい検査をすることを勧められます。

検査に進むか進まないかは、個人の判断できめることが可能です。検査結果によっては、妊娠中に過剰なストレスを抱えることになるかもしれません。検査するかどうか、夫婦でよく相談して決めるようにしましょう。

羊水検査

妊娠して胎盤が完成した頃に検査することができます。お腹の中にハリを刺し、羊水を取り出して直接診断します。羊水検査では、染色体異常を診断することが可能です。お腹の中に直接ハリを刺して検査するため、赤ちゃんへの影響が懸念されてはいますが、検査結果の確実性は高く、歴史もあります。

また、ダウン症だけでなく他の染色体異常もわかるので、赤ちゃんが生まれる前に赤ちゃんのことをしっかり知っておきたい、という人には向いているでしょう。しかし、どのような検査結果が出たとしても、それは高確率で現実のものとなりますから、検査に踏み切るかはよく考えてから決めるべきです。35歳以上になると、病院によっては勧められるところもあるようですが、もちろん検査するかしないかは個人の自由で決められます。

新出生前診断

NIPTとよばれる新出生前診断は、クワトロ検査、羊水検査より前、11週から14週とかなり早い段階で検査することができます。検査は母体の血液によって行われます。ダウン症を含め、一部の染色体異常を検査することができ、その精度は99%以上といわれています。

しかし、検査を受けるには年齢などの制限がありますし、限られた病院でしか検査を行っていません。検査を受ける前に医師とのカウンセリングが実施され、検査によって陽性反応が出た場合は、羊水検査を勧められることになります。

出生前診断をすること

出生前診断は、お腹の中にいる赤ちゃんを調べることができる検査です。何もなければ安心して妊娠生活を送ることができますが、自分にとって予期しないことが起きたとき、デリケートな妊娠中のメンタルをさらに乱されることにも繋がりかねません。どのような結果が出ても対応できるよう、事前にその後の対応や準備を進めた上で検査を受けることが望ましいです。

特に、長期に渡って妊活をしていた人の場合は、赤ちゃんにかける思いが人一倍強いはずです。検査を受けるのであれば、家族や周囲の人とよく相談をしてから決めたほうが良いでしょう。まずは産婦人科の医師に、「検査をしたらいつどんな検査が出てきて、何がわかるのか」をよく確認してください。

その上で、夫婦でよく相談し、お互いがきちんと納得してから検査を受けるようにすべきです。「医師に勧められたから」、「知人がしているから」など、周囲の意見に流されてはいけません。ただし、検査ができる期間は限られていますから、検査時期を逃さないように注意しましょう。

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